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ドライバーの交通事故経験者は6割!?事故対策に必要なこと [交通事故]

元法律事務員Aです。

とても興味深いトピックがあったので共有したいと思います。

パーク24株式会社がドライバー向け会員制サービスの会員を対象に実施した「運転中の事故」に関するアンケートというものです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000617.000008705.html
「クルマに乗車中、事故にあったことがある人は6割」

なかなか衝撃的なアンケート結果だったのではないでしょうか?
わたしもたまに運転することはありますが、事故にあったことは…ないですね。
事故経験者がまさかの半分以上ということには大変驚きました。

さらに詳しい内容を見てみると、
事故にあったことがないと答えた方の中で、もっとも割合が多かったのが「免許取得経過年数1年未満」の方が8割と非常に多いことがわかります。

一方で、事故にあったことがあると回答した方は、「免許取得経過年数が30年以上」の方が7割以上となっていました。

この結果を見る限り、免許取得経過年数が長ければ長いほど、交通事故にあった経験があるという、いってしまえば当たり前な結果になっていますね。

また、事故に遭ったときの状況、というアンケートも見ていきましょう。
こちらは加害側と被害側とで分けられていますね。

加害側の事故状況を見ると、「直進」が3割台ともっとも多いのに対し、被害側は「停車時」がダントツの結果で、なんと5割を超える結果となっていました。

つまり、直進しているクルマが、停車しているクルマに衝突するケースが最も多いというわけですね。

個人的には右折のタイミングが多いのかと思いましたが、そんなことはないようですね。

それにしても、被害側は停車していたのにも関わらず事故に巻き込まれてしまうなんて、なんとも悲しい結果と言えますが、停車していたからこそ大事故にならなかった、というポジティブに捉えることもできますよね。

いいのやら、悪いのやら…

最後に、事故を起こさないための対策についてのアンケートでは、
「右左折時の安全確認」が最多となっていました。

2位がクルマ周囲の安全確認。
3位が危険予測(かもしれない運転)

このようにランク付けされていましたが、どれもかかせない大事な要素ですよね。
安全運転するのであれば、全部対策していなければなりません。

今回のアンケート結果を見る限り、加害側は安全対策することがでることがわかりましたが、被害側は対策しても防げない場面というのは多そうです。

つまるところ、ドライバー全員が注意しなければ交通事故は減らない、ということですね。

ドライバーのみなさん、本日も安全運転でいきましょう。
それでは今日はこの辺で。

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秋から冬にかけて交通事故が増加する理由と対策 [交通事故]

元法律事務職員Aです。

10月に入ってだいぶ秋っぽい気候になってきたでしょうか。
いやいや、今日なんかは天気も悪いですし、寒すぎて秋を通り越してしまったような気がしてしまいますね。

さてさて、そんな秋ですが、みなさんはどんなイメージを持っているでしょうか?
食欲の秋、芸術の秋、運動の秋、様々なイメージがありますよね。
いずれも、暑かった夏から一転して、過ごしやすい気候になるが故と言えるでしょう。

しかし、秋にはこんなネガティブなトピックもあることをご存じですか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/6087c1b5c89949dae9c435dc5e25b14d8a6a547a
秋になると昼から夕暮れまでの交通事故が一気に増える、というものです。

秋から冬にかけて太陽の高度は下がっていきます。
そうすると、西日が眩しく感じる時間帯が長くなります。
この眩しさが原因となって、交通事故が増加してしまうというわけですね。

いわゆる南中高度というものです。
南中時刻の太陽の入射角がちょうど眩しい時期になるのです。

秋から冬は太陽の高度が下がり、太陽が視界に入りやすくなることから、運転中に眩しさを感じる時間帯が長くなります。
車の車種やタイプ、ドライバーのポジションなどによって視野角は前後するものの、秋から冬にかけては太陽の高度が低い時間が長くなることから、西日が眩しく感じる時間帯が増え、交通事故リスクが高まるということを、必ず念頭に置いて運転をしましょう。

また、警視庁が発表している2018~2022年の月別交通事故死亡件数をみると、10~12月の夕暮れ時の交通事故件数は、7~9月の夕暮れ時と比較すると1.8倍も多くなっているそうです。
そして、これは夜間の時間帯も同様の倍率で死亡事故件数が増えているとのこと。

いやいや、秋から冬にかけての時期は本当に交通事故には気を付けたいところですね。

では、どういった方法で西日対策ができるかもご紹介します。
西日対策に有効なのは、サングラスとサンバイザーです。

サンバイザーは車に標準装備されていますからね、西日が眩しいときは有効活用して太陽光を遮断しましょう。ただし、視界の上部が見づらくなってしまうため、道路標識が見えにくくなるというデメリットがあります。
こちらについては、サンバイザーを角度調整しながら対策しましょう。

次が偏光サングラスです。
ドライバーの方が特に気を付けるべきなのは、右左折などの方向転換の最中に西日が視界に入ってしまった際に、横断中の人の姿に気付けないことです。
思わず目を瞑ってしまう対策として、偏光サングラスが非常に有効です。

以上、いかがだったでしょうか?
秋、色々楽しいシーズンですが、交通事故が増加する危険な季節でもあります。
日頃から運転されている方は今まで以上に安全運転を。
歩行者の方は事故に巻き込まれないよう、無理な横断はしないようにしましょうね。

ではでは。

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高速道路で前方車両が急ブレーキ!追突したらどっちが悪いか知ってる? [交通事故]

元法律事務職員Aです。

早速ですがみなさん、高速道路で前方車両が急ブレーキ!あぶない!!
なんて場面、出くわしたことないでしょうか?

普通道路で、さらには十分すぎるほどの車間距離を取っていれば、前方車両のブレーキにも対応できるかもしれませんが、なんといっても高速道路ですからね。車間距離とスピード、そしてドライバーの方の反射速度次第では大事故へと発展しかねません。

では、このような状況でもし前方車両にぶつかってしまった場合、どっちが悪いんでしょう?今回は、下記のトピックを参考にして、高速道路における前方車両の急ブレーキについて詳しくみていきましょう。
https://www.bengo4.com/c_2/n_16415/

まず、正当な理由のない急ブレーキは「道路交通法違反」になります。

前提として、高速道路では原則的に駐停車自体が禁止されていますよね。
道路交通法にしっかりと明記されています。

「自動車は、高速自動車国道等においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない」
(道路交通法75条の8第1項)

よって、もし、高速道路上で正当な理由なく急ブレーキをかけるとなると…?

「車両等の運転者は、危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その車両等を急に停止させ、又はその速度を急激に減ずることとなるような急ブレーキをかけてはならない」
(道路交通法24条)

はい、こちらも道路交通法ですね。

もし正当な理由がない急ブレーキだった場合、前方者:後方者=0:100の過失割合になることも当然ながらあります。

では、正当な理由っていうのはどんなものなのでしょうか?

たとえば、ガス欠や整備不良、エンジントラブルなどで停止せざるをえない場合は、やむを得ない停止でいえ、正当な理由もあると言えます。

この場合、40:60くらいの過失割合になることが多いようですね。

とはいえ、急ブレーキではなく、可能であればなにかしらの合図が欲しいところ…
いや、そんな合図が出せないからこその急ブレーキなんでしょうけど…

みなさんはこのような事故に巻き込まれないためにも、高速道路内における車間距離とスピードに気を配って運転するようにしてくださいね。

それでは今日はこの辺で。

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8/19はバイクの日って知ってた? [交通事故]

元法律事務職員Aです。
今日から「元法律事務職員Aの役立つ独り言ブログ」と題して、
情報発信なるものをしていきたいと思っています。

基本的には交通事故関連の内容を中心に情報発信して参りますので、ドライバーのみなさんや、交通事故のトピックに興味があるという方は、ぜひブックマークしてくださいね。

というわけで本日のトピックは↓です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cdcb72096c65f609f3d3b286fa877e1e6958e2b
8/19はバイクの日とのこと。

一般的に、〇〇の日ってのは、関連メーカーや民間団体が勝手に言っているだけです。
有名どころでは、2/9の肉の日とか、11/11のポッキーの日とかですよね。

8/19のバイクの日っていうのも、見事な語呂合わせなので、どっかしらのバイクメーカーが制定したものと思いきや、、実は現在の内閣府にあたる政府総務庁によって制定されていたというのだから驚きです。
いわば、祝日みたいなもんですよね(祝日として増やしてくれ)。

では、なぜバイクの日が制定されたのかというと、制定された当時の1989年は、自動二輪車・原付とを合わせて2575人が交通事故で亡くなったそうです。
こうした事情を受けて、政府総務庁は8/19をバイクの日として制定、その目的は「交通事故の撲滅」を掲げてとのことです。

昨年2022年の自動二輪車・原付関連の交通事故の死者数が435人だったとのことなので、当時と比較すれば6倍もの違いがあります。
今と比べれば道路の整備も進んでいなかったでしょうし、交通安全に対する意識、自動二輪車そのものの性能なども大きな違いがあったことでしょう。

とはいえ、それでも毎年何百人という方が亡くなっていることから、今年も8/19をバイクの日として、全国各地で多くの交通安全に関するイベントが開催されているそうです。

その1つが、東京都秋葉原で開催される「HAVE A BIKE DAY」というイベント。
このイベントでは、警視庁による交通安全啓発ステージ、安全訴求動画紹介、事故撲滅をテーマとした催しが多数行われるようです。

また、国内4メーカーの最新モデル紹介や、豪華ゲストによるトークショー、抽選会など来場者が楽しめる様々なイベントが行われます。

さらには、当日いけない方のために、YouTube Liveによる生配信も予定されているとのこと。

このような取り組みによって、交通事故が1件でも減ればいいですよね。

というわけで本日は8/19バイクの日についての話題でした。
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